2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

24日コメント欄に、id:mizutetsu さんから、「ただ人と会うという事実を繰り返していくことで元手を増やすしかない」という書き込みをいただく。 人を信頼するとは、それだけその人に傷つけられる可能性が高まるということ。 僕自身が、思いもよらなかった仕…

あるかたから、「実況中継」すればいい、というご指摘をいただく。 僕はいま自己維持が難しくなっているので、なんとも無惨な実況中継になってしまう…。

また大量吐血。 胃潰瘍ではなく、どうやらマロリーワイス症候群らしい。

3つの孤立

その「スティーブンス・ジョンソン症候群」の患者の会のページに、次のような記述がありました。 情報的孤立 心理的孤立 社会的孤立 孤立した人間は、情報的・心理的・社会的に、弱い立場に立たされる。 ひきこもりの場合、≪孤立≫そのものだから…。 当事者の…

薬の怖さ

ビートたけしの『本当は怖い家庭の医学』によると、なんであれ薬を飲んでいて体に赤い発疹が出たら、たとえそれが医師から処方されたものであっても、すぐに服用をやめないとヤバイそうです。 「スティーブンス・ジョンソン症候群」というそうですが、死に至…

キーワード

たたかう、 動機としての渇き、 物語、 情報能力、 …… なんかこの辺かな… (こうして列記してもあまり意味はないか…) ―――――――――――――――――――――――――――

苦痛緩和への創造性

フーコーという権威を持ち出せば、自動的に「精神科医」すべてを批判できると思ってるバカがいる*1。 そういう人間は、まずたいてい苦しんでいる人のための苦痛緩和の努力を何もしていない。 現場の苦渋に満ちた事情を学ぶ気がなく、発言に責任を負う必要の…

動機づけ ―― 労働と消費

終わってしまってから知ったのだけど、 『働かない? 働けない? ひきこもる若者たちと就労支援』 (第60回研究会) 報告者の樋口明彦氏は、3月の大阪のイベントでお世話になったかたです。 「雇用政策では見えないものを考える」という副題が気になる…。 必…

「経済活動=物語」?

鈴木健さんのエントリーより。(赤字強調は上山) ぼくが伝播投資貨幣(PICSY)という荒唐無稽なお話を臆面もなく繰り出すのは、経済活動とはすなわち物語であるという強い信念をもっているからだ。 聞き捨てならない、興味深い見解…。

凍結する自意識

「本を読めない」理由についてずっと考えてる。 「恋愛」というファクターが出てくるとつらくて投げ出してしまう 積極的・肯定的な希望だけで語られた作品はつらくなるばかりだが、「恋愛」系に特に耐えにくい。 一冊一冊の本に、強迫的にこだわりすぎる 濫…

 効果的な論点の発掘とその育成・・・・の難しさ

さいきん、迷走がひどいんだけど、 自意識のレッスンのために、思いつきのメモをだらだらと書きなぐります。

なんだか変な元気でた

ムツゴロウ(畑正憲)氏インタビュー (via id:kowagari:20040816#1092619469) 氏への人物イメージが少し変わった。 これは「ゲームを楽しむ」っていうのとはまた違うな…。

現実生活にハマれればいいのに。

ネット上で楽しめるもの 『CRIMSON ROOM』 『VIRIDIAN ROOM』 『Droom』 「ストーリー」のあるゲームは苦手だけど、こういう「パズルを解いてゴールを目指す」みたいなのは好きみたい。 似たものでは 『MYST』 【 ← ゲームの雰囲気がよく出てる】 『ICO』 【…

 元気のヒントになるかなぁ…

エントリー用の原稿を書き始めたのだけど、何だかいつの間にか地獄級に暗い話になってしまって、これではまずいのだが、今はどうもそういうものしか書けないようで、今日はゲームの話でお茶を濁す。*1 *1:リンク先の音に注意

長期戦

ひきこもりって、「それについてちゃんと考えようとすると、いろんな問題*1をちゃんと考えなきゃいけなくなる」テーマで、議論フィールドを整備するだけで数十年かかって、社会的にある程度しっかりした形ができるまでには300年ぐらいかかるんじゃないか。 …

症候と抵抗

「そうならざるを得なかった」という症候的落ち込みと、「抵抗の技法」という積極的戦略性と。*1 「症候に淫するのは甘えだ」ということか? 症候は抵抗の契機か? というか大義か? *1:こちらより。

厳しさと勤勉さ

≪厳しさ≫の指針が見えない。 それがいちばん悩ましいかも。 浅田彰氏が淀川長治氏について、「愛ゆえの厳しさ」という言葉を使っていたのを強く覚えている。 → 「愛がないから厳しくなれない」。 「ひきこもり」に対し、安易な説教で接そうとする人は、それ…

教育論の火種

「行列のできる法律相談所」という番組で、 悪さをした近所の子供を無理に正座させ、竹刀(しない)を持って1時間説教したら罪になるか? という設問をめぐり、弁護士4人が「有罪派」2人と「無罪派」2人に分かれて論戦。 法律に関してはプロのはずなのに…

今日もメモ

なんというか、生の努力に向けて自分を説得するためにいろいろ試みてる感じです。

19日分への反省*1

学問のできる人は、それだけ濃密な「コミュニケーション」をしているのだ。 僕が何かの問題に取り組むなら、そこに濃密な「コミュニケーション」のチャンスが広がる。 自己目的としてのコミュニケーションであり、おそらくは生きることの最高の楽しみがそこ…

考えるつらさに見合う鉱脈もあるだろうか。

これまで当ブログでは「おんなのひと」を、≪性愛≫との関連でのみ語ってきた。 しかしじつは、もう一つ大事な側面があったはず。 ≪生活≫だ。 おんなのひとの語る話には、つねに「生活」の厳しい匂いがぷんぷんしている*1。 たぶん、僕はこの問題領域を、意識…

承認されぬ生活者

次の指摘*1には、いろんな意味で頭を抱える(もちろん悪い意味ばかりではない)。 まあ、子ども育ててみるとわかるんだが、毎日、目の前のことをとにかく片づけるのが大事で、大局からの視点とか、思いやりの心は、無理だよ。 オムツのうんちの山をトイレに…

井戸端会議の連帯

僕がいろんな意味で目を離せなくなったのは、id:kaerudayo さんの以下の諸発言。 (赤字・太字による強調は上山) もっとコアな主婦が集まる子育てサイトをのぞいていたときに感じたんだけど、主婦は、情報発信よりも、ちょっと聞いて、ちょっと聞いてよ。と…

「ひきこもりなんていえない」

id:yskszk さん:*1 多くの発言から伝わるのは、彼女たちが社会現象としてのひきこもりを批判ないし改善しようとしているのではなく、自分の家族にひきこもりがいるのを「恥じて」いることだ。 これはまったくの推測にすぎないが、20代から30代前半の独身女…

女性による、ひきこもり蔑視発言

「発言小町」という、女性向け投稿サイトにあった「ひきこもり」関連記事を id:matuwa さんがまとめておられる。 以下、その投稿記事についてのエントリーから。

ひとまず、取り組むことで希望をつなぐしかない。

取り組むことができている間は、「もうダメだ」なんて思わないですむ。 「希望そのもの」を語ろうとすることが恐ろしくつらい。 希望を語ることと、絶望して落ち着きたい気持ちとの境界線で、つねに葛藤している。 自分の絶望感を、なるだけ的確に描き出すこ…

「手動による削除なのか、システムの不具合なのか」

id:iunaxan さんに頂いたトラックバックがこちらの日記に反映されないため、それが手動による削除ではないことのお断りと、「はてなダイアリー日記」さんへの問い合わせを、投稿してみました。 結果的に、id:iunaxan さんがエントリー時に「ちょっとした更新…

能動化の奇跡

恋愛において相手を能動的にする(惚れてもらう)のが至難の業であるように、仕事において自分が能動的になる(惚れる)のは至難の業。 「仕事に惚れられる」のはさらに至難。

才能×出会い

「愛されるために何かに没頭する」のは、明らかに本末転倒。 「仕事のために誰かと恋に落ちる」のも同断。 仕事そのものにおける能動性が必要だし、恋愛そのものにおける能動性が必要。 仕事もパートナーも、「探す」のではなく「出会う」しかない。 宝くじ…

仕事×愛

「パートナーとの関係を維持する」ことと、「打ち込める仕事を持つ」こととは、するどい緊張関係をもつ(打ち込める仕事を持たない人間が、最愛のパートナーとの関係を維持できるだろうか?)。 仕事のすべてを諦めかけた人間が、パートナーとの関係を維持す…