教育論の火種

「行列のできる法律相談所」という番組で、

  悪さをした近所の子供を無理に正座させ、竹刀(しない)を持って1時間説教したら罪になるか?

という設問をめぐり、弁護士4人が「有罪派」2人と「無罪派」2人に分かれて論戦。


法律に関してはプロのはずなのに、いつの間にか法律論から「教育論」に化けてて、その内容は素人の教育談義と変わらない。 ちょっとガッカリ…。
体罰はいけないんだ」 「子供は殴らなきゃ言うこときかないだろ」 云々。
→ たぶんこのあたりに、教育論のいちばん熱い火種があるんだろう。


「叱りたいのに、叱れない」という理不尽感(欲求不満)と、「教育の虐待化」という危機意識と。
「興味を持って何かに取り組む」ことを通じて、子供が自発的に厳しさをインストールすることはあり得ないのかな…


勝手に自発的に勉強する人と、「脅迫されないとしない」人と。
教育にとって「自発性」というのは鬼門だな。