映画『エイリアン:ロムルス』

【※ネタバレ注意】

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『エイリアン』シリーズの時系列的には第1作と第2作のあいだにあたり、
位置づけとしては「スピンオフ」らしい参照


初代『エイリアン』(1979年) の "あの感じ" を再現するために場景やモニタを効果音までふくめ当時と同じ感じにしてあり、銃撃音は『エイリアン2』(1986年) と同じ。さらにアンドロイドの "あの人" まで初代そのままの姿で登場させており*1、同シリーズを観てきた身として愉しめた。

中盤すぎの緊迫した女性2人があまりにも清潔な顔をしており(血と汗とホコリでドロドロのはずなのにスベスベお肌)、なぜか演技も迫真さを欠いていて、著しく没入感を削がれた。作品世界ではなく撮影スタジオにいるかのようなシラケ感。

妊娠中の女性から出てきた生命体はフルCGかと思ったら身長2m31cmのバスケ選手が演じていたとのことで驚いた参照

舞台設定は「西暦2142年」だが、現実の人間が地球から何十光年も離れた惑星を植民地にするというのは未来永劫あり得ないか、あるとしてもまだ1,000年以上は先だろうなぁ…などと考えながら観ていた。

その場に自分もいるかのような雰囲気づくりの点では、圧倒的に初代『エイリアン』に軍配が上がるなぁ…。タバコを吸うシーンひとつとっても、ランバートのほうがずっと官能的で臨場感があった。あれは当時のフィルムの質感も関係してるんだろうか…?


*1:アッシュと同型という設定で故イアン・ホルムの姿がAIとCGIで再現されており、これは初代の監督だったリドリー・スコットの希望だったのだそうだ参照