2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
私たちの経験は、主体/主権であることの新しいスタイルを、秘かに要求している(いまだ言語化されていないにしても)。 ところが私たちの主張は、せいぜいが詩的なだけのエッセイか、あるいは単なる既存学問に終わっている。 以下、主体化・主権化の方針をめ…
1972年10月13日、ジャック・ラカンの講演より*1。 文字起こしは「Jacques Lacan à Louvain」を参照し、拙訳: La mort… est du domaine de la foi. 死は・・・信仰の領域に属する。 Vous avez bien raison de croire que vous allez mourir, bien sûr. 皆さ…
勉強になった。 外部からの噂話じゃなくて、 実際に内部にいた方や、取材で以前から接している方のお話。 過剰に美化するのでも、過剰に罵倒するのでもなく、日常の一場面として話題にされている。
國分功一郎氏『スピノザの方法』で、デカルトとスピノザの認識態度が比較されている(第一部第一章)。 私はこれを、「社会化」の議論に重ねて考えたい。 《私は適切に社会化できていると、どうして言えるのか》 デカルトなら説得を目指し、「指標」に頼るだ…
現象は毎日新しい、というより、古くなってくれない。 そのことが異常に古い。 個物は古くなるが、「古くなる」という現象そのものは古くならない。 絶対の鮮度。 ハイデガーの存在論的差異*1になぞらえ、《鮮度論的差異》と呼んでおく*2。 「新しくなり方が…
思想地図β vol.1作者: 東浩紀,宇野常寛,千葉雅也,速水健朗,北田暁大,鈴木謙介出版社/メーカー: 合同会社コンテクチュアズ発売日: 2010/12/21メディア: 単行本購入: 29人 クリック: 823回この商品を含むブログ (101件) を見る 千葉雅也「インフラクリティーク…
ここ最近、霧が晴れるようにいろんな事が見えてきて、とにかく腹が立ちまくってる。逆にいうと、ひきこもるしかできない状態はガチガチに委縮してて、本人はそれしか知らないから「意識ってこういうもんだ」と思ってる。 でも風通しが出てくると、「・・・・…
はてなアイデア: idea:29162 はてな記法「 * 」で見出しをつくり、その見出しに「 (()) 」で注を付けると、 「*__FOOTNOTE_x__」 といった本文表示になり、下部の注表記は、本文と数字が合いません。 初めて投稿してみました。 よろしくお願いします。
ひきこもり経験者たちの議論に、聞くに値するヒントの萌芽はあるとしても、既存の論争に合流してガチでやり合うほどの能力やレベルには達していない。たいていは愚にもつかないナイーブごっこであり、「ボクの気持ちをわかって」か、「本当はこう考えるべき…
クローズアップ現代 「働くのがこわい 新たな“ひきこもり”」(動画9分あり) 「NHKの引きこもり特集を俺の親が見てる」(ニュー速クオリティ) 「とにかく家を追い出せ」というのは、重要な選択肢だと思います。 ただ、脱落したら二度と戻れないのがデフォル…
存在の絶対的静寂に到達した作品 私はそっちにしか興味がない ナルシシズムに奉仕して華やいだだけの作品 意識が騒音だらけになる
親密圏のポリティクス作者: 斎藤純一出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2003/07メディア: 単行本 クリック: 35回この商品を含むブログ (16件) を見る精読した。 ここに集まる論者は、それぞれの仕方で 《みずからの関係作法》 をパフォーマティブに演…