2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

作品活動と侵犯(メモ)

《男女300人の絡みを撮影【大橋仁 INTERVIEW】》【はてブ】 論争の焦点となっているのは、以下のくだりです。 大橋仁:〔…〕2005年くらいからプライベートでタイの売春宿に通い、撮影を始めたんです。とはいえ、金魚鉢での撮影はそうそう簡単にはいかないわ…

疑似科学の傲慢さと、「不可逆の時間」を扱えない科学の傲慢さ

話題になっていたツイートより: @mcnang / ガードナーによる疑似科学者の特徴は、ざっくりまとめると、... ある学問領域で実績があり、科学論については穏当な見解をもつ論者が、政治経済や差別問題では唖然とするような議論をしていることからして*1、実は…

紛争をめぐる生成と技法――制度分析

集団の生きるパターンや条件を分析し、これをタイミングごとに組み替えようとする方法論*1には、 雇用やサービスをめぐる民事的契約からの逸脱 という要因があります(最初の取り決めからも逸脱し得るので)。そうすると、そういう意味での制度分析をスタッ…

抑圧の実行行為としての分析

思想とは、紛争導入のスタイル。愛する≒紛争する。執着のないところに説得はない。▼このテーゼ自体が自己言及的。私はこのように導入している。 紛争は思い通りにならない。紛争こそ中動態であり、事件と受働に満ちている。*1 昨今の言論は、情報処理のパタ…

時間との付き合いかた――映画『インターステラー』

以下、ネタバレ注意。