2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧
斎藤環さんと私の往復書簡 「和樹と環のひきこもり社会論」、今号は斎藤さんで、『名づけと関係性』です。 今号で斎藤さんは、映画『ラスト、コーション』などに触れながら(参照)、次のように論じておられます。 私は関係性について、いかなるコントロール…
すごく良かった。 録画できなかったのが悔やまれてならない。 手もとで記したメモより: 「閉ざされた場所でこそ自分を賭けよう」 「抽象と具象がぶつかり合い、引き裂かれたところに人間の本当の存在がある」 「主観と客観のぶつかり合い」→民俗学へ 岡本太…
ディテールをこそぎ落とせば「仕事をした」ことになると思っている人たち 「現実」は、規範の威圧ではなく ディテールにある 「何をすれば労働をしたことになるのか」に、現実概念がある。 草原で暮らす家族の分業から、分業の爛熟した社会へ 「社会化」を、…
メタな内容が間違っているのではなく、取り組み方が間違っている。 「自分のやっていることを《正しくする》とはこういうことだ」という、その方向性が違う。 私が、自分のやっていることを「理解されない」と言うと、メタな内容の難解さを言っているのだと…
【以下、ネタバレ注意。 映画は15禁です。】
斎藤環さんと私の往復書簡 「和樹と環のひきこもり社会論」、今号は私で、『操作ではなく、制作従事』です。 本屋さんでは売っておらず、すべて立ち売りです。 販売場所はこちら。 各販売員は、バックナンバーも大量に取り揃えて立っておられます。 ▼ひきこ…
精神科医はなぜ心を病むのか作者: 西城有朋出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/01/26メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 59回この商品を含むブログ (10件) を見る制度分析なしに医療の現場に順応しても、状況自身が病んでいるのではどうしよう…
アカデミズムへの所属で在野を見下すのは論外だが、在野にいるのに、アカデミズムでナルシシズムを保つ人もどうしようもない。 ▼「言説としてはアカデミズムを参照しつつ、みずからの現場分析を続けている」が必要だ。 所属やひきこもりとは関係なく。 お互…