2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

展覧会&書籍 「組立」

東京での、美術の展覧会です。 《「組立」開催します。》 同時に書籍 『組立−作品を登る−』 も発刊。 私も小文 「主体化の失敗から、触媒としての生成へ」 を寄稿いたしました。 意識や関係性が硬直してしまうことなど、ひきこもりの臨床にかかわる話。 感想…

プロセスについての超越論性

以下の引用は、ガタリの論考「ジェラール・フロマンジェの『夜、昼』」(1984年)より。*1 邦訳『闘走機械』と、原書『Les années d'hiver 1980-1985』のページ数を記しています*2。 彼は、描くという行為の画家である。英米系言語学者が言表行為を「スピー…

強度は、《強さ》か

ニコ論壇SP 「闘争せよ!カタールから『日本・文化・未来』を考える」 村上隆×東浩紀×岩渕貞哉 *1 【鼎談ぜんぶの文字起こし】(niconico news) 全編(77分)を観てほしいが、40分ごろからの村上隆の発言と、東浩紀の立場が鮮烈に対立している。 村上隆: …

「専門家」は、メディアの人脈内で調達される

《「ひきこもるのは、富裕層ばかり」という印象操作》 について、『週刊現代』および『現代ビジネス』あてに、問い合わせのメールを送りました(2月11日)。 本エントリの下部に転載したのが、その文面です(改行部分等についても、元のままです)。 今のと…

「ひきこもるのは、富裕層ばかり」という印象操作

「億の収入がある人間たちの「本当の姿」 大金を稼ぐ仕事は幸せか」(現代ビジネス) 最後の2ページが引きこもりの話です。 以下、そこからの引用: わが子が贅沢な「ドラ息子」になることは、大金を稼ぐ人たちの共通の悩みであるようだ。(略) その証人が…