2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

性愛

「恋に恋する」状態(相手を“探す”) → 具体的に誰かに“出会う” → 相手のためになるだろうか、自分は相手との関係を支えてゆく試練にチャレンジすべきだろうか → 「自分にはムリだ」 「そこまでの執着心は持てない」 なのか、「何があってもこの人との関係に…

仕事

学問(事業)に恋をする(その学問や事業に恋をしたこと自体が才能の一端ではある) → 才能がないのを悟る(学問や事業そのものに振られる) → 思慕し努力しても結果を出せないと思い、撤退する → その事業(学問)で「うまくやっている人」は常に気になる →…

 仕事と愛

17日に頂いたコメントおよび友人との会話から。 (今日のエントリーは全体で一つの記事です)

専門性の内発的形成?

自分を専門家として屹立させる*1、強靭な指針が必要だ。 → 内発的な指針、外圧的な指針。 「ひきこもりに内発的な革命はない」のか。 「探すのではなく、出会う」という、恋愛や芸術についてくり返し口にされる方法。 ≪指針≫も、出会いの中で自律的に形成さ…

プロジェクト――理論と技術

純粋な理論的探求と、それを応用した工学的・技術的探求とは、お互いに深く関連はする(影響関係を持つ)が、専門としては違っているはず。 僕は「ひきこもり」に関して、両方いっぺんにやろうとして苦しんでいる気がする。 それに、公私の問題がこんがらが…

自己管理の方法

僕は自分の人生を、一つの≪プロジェクト≫にしたがっているのだろうか。 それに失敗しているから、自分をうまく操縦できないのか。 このブログは、企画書(少なくともそれを目指したもの)であるべきか。

動機づけ

ひとまず、動くなかで考えてみるしかないか…

怒りと愛

そうは言っても、僕の努力の最大の原動力は、≪怒り≫だったはず…。 やっかいなのは、≪怒り≫というのは、それ自体、自己破壊衝動にもなり得る、ということ。 怒りがあまりに強いにもかかわらず、「敵が見えない」「無力すぎる」としたら、自分を殺すしかない*1…

≪敵≫のわからなさ

三ツ野陽介氏 「革命は続いているか」 (id:iunaxan さん情報) 「革命」って、今後は「技術改革」以外ないような。 個人として曲がりなりにうまくいってるなら、うかつに反抗的な態度をとるより、管理され切ったほうがキモチイイとか…。 僕は「管理される」…

教育・研究の機会

「放送大学」 (tpo さん情報) 自己再教育(勉強)、どうしよう…。 「生涯教育」というのは、実存うんぬんというより、職業訓練の問題じゃないだろうか…。 オンラインにブログがあるのはいいとして、オフラインへの取り組みをなんとかしなければ…。

 岐路

14日のコメント欄に、また有益な情報をいただきました。 ありがとうございます。

リンク

id:matuwa さんまとめ 「当事者」による不登校論に向けて 松本学氏 「当事者による当事者研究の意義」 河野弘毅氏 「当事者に役立たない学問などいらない」

「らしくしろ」、相互評価、そして

「女は女らしくしろ」、「若者は若者らしくしろ」とか言ってる人と、「ひきこもりはけしからん」とか言ってる人とは、かなりの程度重なってるんじゃないか? → やはり≪健康≫という、あの我慢ならない思想か。 「健康であれ」という命令には恐ろしく抑圧的な…

「論じることを論じる」、性愛、シニシズム

「ひきこもりを論じることを論じる」必要がある。 chiki さんが、「反ジェンダーフリー言説」のリンク集を検討されている。 同様にして、「反ひきこもり言説の事例集」を類型化する必要が、やはりあるか*1。 → そのサンプルの多くは、ひきこもり当事者(経験…

バラバラ、順応、創る

「当事者」は一枚岩ではない。 id:matuwa さんのご指摘。 これについては僕もくり返し指摘してきた。 社会生活を送っている人がバラバラであるように、「ひきこもり当事者(経験者)」もバラバラ。 ついでに言えば、支援者もバラバラ。 共同戦線と呼び得るも…

「中立」のあり得なさ、戦線の複数所属

「ひきこもりについて論じる」は、すでに「戦う努力」になる。 「客観的・中立的なひきこもり論」はできない。 これは、『当事者主権』ISBN:4004308607 で記述された「当事者学」の基本特徴。 「客観性・中立性」を要求されれば、「当事者学」自体が成り立た…

「コミュニケーション」 → 「たたかう」

chiki(id:seijotcp)さんよりいただいた「コミュニケーションしかない」という視点から考えていたのですが、そこであらためて、≪たたかう≫という要因がせり上がってきた。 12日のエントリーでは、僕は「コミュニケーション」の中に「たたかう」という要因を…

オンライン講義

12日のコメント欄に、tpo さんからの情報(ありがとうございます)。 『KEIO UNIVERSITY SFC GLOBAL CAMPUS (SFC-GC)』 なんだ慶応か、東京じゃないか、と思ったら、なんと一部の講義はオンラインで聴ける(間もなく有料化のようですが)。 先鋭的な講義もう…

NHKスペシャル 『遺された声』

「第二次大戦中、戦意高揚のラジオ放送のために録音された声」の番組。 今日のエントリー原稿を書き上げたあとだった。 それぞれに、自分の置かれた立場と思惑があって… 誰も何も聞いておらず、お互いに共有しているはずの前提を確認し合っているだけのよう…

日航機(JAL123便)墜落事故

19年前の今日…。 「墜落までの軌跡」(機内音声*1と飛行位置) 「新聞見出しに見る15年間の記録」 *1:自動的に再生が始まりますので注意

「100%安全とは言えないな…」

SMAP の5人が総出演する保険会社の新作CM を、関西ローカルの番組が紹介していた。 「外出したら何が起こるかわからない」と家の中でおびえる稲垣吾郎を、電話で他のメンバーが説得する。 ついに説得できず、「やはり外は危ないよな」と稲垣氏がホッとした…

なにも言えない

自分で稼げない人は、自分で稼いでいる人に比べて、あまりに立場が弱い。 とりわけ家族内において。*1 自分で自分を重荷に感じている。 はやく、「しっかり稼ぐ」状態を作り出したい。 *1:僕自身は、家族に感謝している。 社会的にも、家族内においても、「…

悩む

ブログにエネルギーを注いでいる場合ではなく、やはり「本を作る」ことを目指して、濃厚な情報圧縮作業を始めるべきなんだろうか…。

情報生産 ―― 勉強と先鋭化の方向性が…

鈴木健さんのエントリーで知った論集 『進化経済学のフロンティア』ISBN:4535553211 が届いた。 執筆者を見て個人的に驚いたりしたのだが、この本、これから長く付き合っていくのだろうか…(いまいち乗り気になり切れずにいる)。 あらためて、自分の勉強の…

「唯一の場としてのコミュニケーション」 (chiki さん)

コミュニケーションには、≪自己目的≫ ≪探求≫ ≪訓練≫ という三側面がある、というふうに思ったのですが、いかがでしょうか。 僕が10代で夢中になったバフチンは「永遠の対話」ということを語っていたのですが、ビビッドな論点を見出せず、忘れていた。 再蘇生…

「コミュニケーションと承認」 ―― 性愛と経済

8日コメント欄には、chiki(id:seijotcp)さんより、きわめて刺激的かつ真摯な書き込みをいただきました。 そこで提示いただいた「コミュニケーション≪しかない≫」、そして「承認(評価)のシステム」という思想について、今ずっと考えています。 「安易な受…

感謝

誕生日だった10日のコメント欄がこんなにも豊作だったのは、うれしい限りです。 ありがとうございます。 いつものことですが、提起いただいた諸問題については汲み尽せないものの、今後の糧とさせていただきます。 ここで論点を再度取り上げなおすことはしま…

 “My life as communication”?

友人2人(男女)と電話。 少し元気になる。 学問の話、性愛の話…

「恐怖に取り組む」

『リリカの仮綴じ〆』より。 その女性が昔話をするなかに、「差別する感情の底にあるのは恐怖心に他ならない」という言葉が出てきて、はっとする。 「強い」というのは、自身の恐怖心をどんなふうに自覚して扱うかということに関係してるんじゃないだろうか…

ひきこもりやニートも、「減少に転じる」か。

「小中学校の不登校、2年連続で減少」 ただし、まだ調査開始時の1.7倍。 次の記事と関係あるだろうか。 「子供が嫌がるなら、小中学校に通わせるべきでない」と考える母親が3割超 *1 通信制やフリースクールなど、選択肢が多様化し、強迫的な登校刺激が減…