2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「あなたの生産性は?」

「わたしの仕事館 Job Job World」 「世の中にはどんな職業があるか」という情報や、実際にその仕事をしている人のインタビューなどが見れます。 ・・・・そういえば、「職場内で役に立ってるのは10人中1〜2人ではないか」というショッキングな指摘ですが…

価値観と経済の交点

注文してあった本、小沢修司 『福祉社会と社会保障改革〜ベーシック・インカム構想の新地平〜』ISBN:4901793047 が届きました。しかし、僕の知性にとってあまりにも畑違いというか、馴染みがない、もっと言えば苦手な言説分野で(それこそ「訓練」が必要です…

ヤバイ話題

餓死する、働く、ワガママ、社会保障、といった話題はとても熱くて、各人の心のツボをついてしまうのだと思います。ヒキコモリにとって、最も致命的でヤバイ話題というか。何人もの方が書き込みをしてくださいましたが、それぞれの意見の背後には、たくさん…

支援の分業化

id:hotsuma さんのまとめから、「NEET ニート」(Not in Employment, Education or Training)という概念を知る。以下ははてなキーワードの解説から。 仕事に就こうとせず、かといって教育を受けるでもなく、また専門的な技能を身につけるべく職業訓練を受け…

友人から電話とメール。

彼は去年からベーシック・インカムに注目しているが、かなり懐疑的らしい。でもすごく勉強になった。 「現在の日本の GDP だと、成人一人あたり月額8万円が支給できる」という試算が小沢修司『福祉社会と社会保障改革*1』ISBN:4901793047 にあるらしい。 た…

修行

「仕事するぞー仕事するぞー仕事するぞー仕事するぞー仕事するぞー仕事するぞー仕事するぞー仕事するぞー」 ・・・・・自己暗示に成功した人間が生き残るということか。

訪問活動と政策論争

NHKが昨年行なった「1,000人のネットアンケート」。 「好きでひきこもっているわけではないが、自分ではどうしようもない」に85%が、「ひきこもりから抜け出すために家族以外の第三者の手助けが必要か」に81%が YES。 援助機関にアクセスしたりネットアン…

人質問題はたぶん他人事じゃない

昨日のコメント欄で kurai さんに教えていただいた工藤定次氏の発言。 ヒキコモリへの風当たりは今後ますます物騒になってゆくのではないか。工藤氏は右翼からの電話を受けたらしいが、僕もシンポジウムで「国のために自分を捨てろ!」と恫喝されたことがあ…

無理をする才能*2

「大事なのは、人間が純粋な喜びを覚えるようなものを建設することだ」(ゲーテ*1) 「ゲーテは美しすぎる」(第二次大戦中*2)*3 この2つの間で考えている・・・ *1:『ゲーテとの対話』ISBN:400324091X p.187 *2:誰だっけ・・・ *3:ギリシア文字が表示され…

池田淳一氏の作品たち

きれいだ・・・

『エフェメーレ2号』

届いた。杉田さんありがとう。

映画『トロイ』

強烈に人を惹きつける存在がいなければ物語が始まらない 現象経験を「フィクション」にできた強度(それなしには因幡の白兎だ)

自信

なんて、無条件に無根拠にまずは狂信すべきなんだと思う。

本当に必要なもの

今日の僕がしている議論なんて、理論をやっている人からするとアホみたいな話なんでしょうか。そんで、ヒキコモリ当事者やご家族から見ると、逆に「言葉遊びしやがって」って言われるんでしょうか。 どうも、自分の必然性と、他者たちの議論がかみ合わない・…

「他人のことなんて想像したいですか?」

たとえば僕は2ちゃんねるの「カプール板のレスをコピへ゜して鬱になるスレ」*1で起きたというこの事件に死ぬほど笑ったんだけど*2、5年前の僕なら笑えたかどうか。 大切な女友達ができたり、「打ち明けられたけど断わった」というような経験を重ねるうちに…

マイノリティの中のマイノリティ?

旅行から帰宅して、あたらしく面白いダイアリーを発見 → 『成城トランスカレッジ!!―戯言@はてな―』 by chiki さん(id:seijotcp)。初日から今日の分まで目を通してしまった。文学研究から社会学に進路変更されるそうで、東浩紀さんじゃないですが「やは…

「デキる」&「モテる」

というわけで社会学の議論にアタックしてみたいのだが、基礎知識が欠けているために議論の必然性が見えなくて四苦八苦している。≪社会的受容の論理≫をめぐる研究、という理解でいいのだろうか。 ところで、実際に「参加できない」状態で苦しんでいる身として…

「誰がモテるべきなのか」

「誰が評価*1されるか」は、自然の世界だと「環境適応 → 進化論」の問題だろうが、人間では「制度・文化・商品」の問題になる。・・・・って簡単に書いちゃったけど、コレ、危ない話題ですよね。人間世界の話を自然淘汰の比喩で語るという・・・・。 Ririka …

「生産性」――経済と倫理

『圏外からのひとこと』さんより。 前から思ってたんだけど、どんな職場でも本当に仕事して役に立ってんのは、10人のうちひとりかふたりじゃないの? 有名企業に勤めるある友人が、入社したての頃に同じことを言って憤慨していた(彼はすごく仕事ができる)…

「できない」のか「やらない」のか

宮台真司氏のいう「脱社会的存在」がどのような射程を持つ概念かまだよく分かっていないのだが、制度に「参加できない」のか、「参加しようとしない」のか、という線引きに意味はあるんだろうか。 現時点では「しようとしない」人も、出発点は「できない」か…

処理

怒りをそのままぶつけても、それ自体は逆効果にしかならない。しかし、過剰な我慢は「泣き寝入り」でしかない。バランスが難しい。

つぶやき

とにかく稼ぎを作らないと話にならない。 だが、お金の話に追い立てられていると、思考がどんどん貧しくなる。 このジレンマ。

 ただいまー。

旅行から無事戻ってまいりました。 訪れたのは、飛騨高山*1、新穂高ロープウェー*2、上高地の河童橋、飛騨白川郷、など。 実は5月1日には戻ってたんですが、いろいろ考えてて。また追い追い書きます。 *1:さるぼぼー *2:標高2150mは空気がうまくて、雪がたく…