内側から

人間は外的な自然に対して脆弱であるばかりでなく、内的な自然に対してさらに脆弱である。情念を放置すれば、たちまちそれは人間をのみつくす。人間が人間存在であるためには、この自然をたえず加工する「精神の錬金術」が不可欠である。これと闘うのではなく加工するのでなければならない。*1

僕は最近、とある加工を精神にほどこした、かなり効果覿面だ。
顛末についてはもう少ししてからご報告する。



*1:現代という時代の気質 (晶文選書)』p.148、柄谷行人によるあとがき「E・ホッファーについて」より