2006-11-30から1日間の記事一覧

「公共精神」の、反復強迫的な性格

公共精神は、「反復するアリバイ」ではなく、「反復する分析」*1として再帰する。 本当に重要な素材は、そのたびに抑圧される。 分析労働は、「抑圧されたメタ理解」を目指す。 抑圧されたメタ理解の剔抉と形成が、しんどい労働になる。 トラブルは、メタ理…

べき論と自己分析 【参照:「自己分析という危険な賭け」】

自分のしんどさに固執することは、そこから公的な問題を立ち上げる分析労働の萌芽であり得る。 個別事例は、むしろ無私的に容赦なく素材とされる*1。 逆に、自分のことを滅却しているように見えて、「自分は公的なことに取り組んでいるんだ」というナルシシ…