2006-11-11から1日間の記事一覧
「快感原則の彼岸」(1920)より。 『フロイト著作集 6 自我論・不安本能論』 p.159 神経症患者の精神分析的治療のあいだに現れるこの「反復強迫」をよく理解するためには、まず第一に、抵抗を克服する際には「無意識」の抵抗とたたかわねばならないという誤…
『面白いほどよくわかるフロイトの精神分析―思想界の巨人が遺した20世紀最大の「難解な理論」がスラスラ頭に入る (学校で教えない教科書)』 p.241‐2、立木康介氏の記述より 「死の欲動」の概念は、フロイトによって、かつての「性欲動」と同じやり方で探求さ…
『フロイト著作集 3 文化・芸術論』 p.482-3 そしてこの段階になってようやく、まったく精神分析的で、われわれの通常の思考にとっては思いもよらないような考え方が登場する。 この考え方に立ってはじめてわれわれは、われわれがいま論じている問題がなぜこ…
『精神分析事典』 p.317 われわれの心的人格の審級で、その役割は自我を裁くことである。 超自我という述語は、1923年、フロイトにより『自我とエス』*1の中で導入された。 超自我は第二局所論の主要な刷新点であった。 『続精神分析入門』(1933)において…