ネット上の議論がフレームアップする時、すごい高頻度で「自己矛盾」を発見します。
具体例をメモ的に列記してみます。 今後も随時追加予定。*1
- 「説教してはなりません。いいですか、わかりましたか」と説教する
- 「権威主義はいけない、と○○先生が言ってたぞ!」
- 「あなたは知的に傲慢ですね。私の言うことが分からなければ、この本を読みなさい」
- 「滅私奉公こそ素晴らしい・・・・」と自己チュー(セカチュー)に耽溺する
- 「人に迷惑をかけない限り何をしてもいいのだ」と言いながら迷惑かけてばかり
- 「バカが揚げ足とって喜んでるw」とはしゃぐバカ
- 「派閥的であってはならない!」と言い張る自分への派閥的支持を要求する
- 「言論活動を私怨晴らしにしてはならない」と言ってる本人が私怨晴らし
- 「この場で最も不幸な私を尊重しろ!」と言いながら、自分より不幸な人を無視
- 「誰でも何でも受け容れよう」とする全面受容主義の、極端な排他性
- 「≪他者性の尊重≫を最大限重視する私たちは、一心同体だね!」
- 語ることのできない「まったき他者」は尊重するが、「語る他者」は他者すぎて尊重しない
- 「理論には価値がないのだ、なぜなら・・・」と理論展開
- 「言論活動に価値はない」と言い張り続ける言論活動
- 「しょぼい奴らばっかりだな」と言いながら、そいつ自身のほうがしょぼい
- 「共感主義なんてダメだと思う。この気持ち、わかってくれるよね?」
- 「私は自己責任至上主義です。ただし、その主張をしている私に責任はありません」
- 「希望を持つのはファシストだ。私たちは絶望しなければならない」と活動をやめない
「平和を実現するためには、戦争しなければならない」とか、「私は自由を広めるために、世界を暴力で支配する」とかの矛盾は、社会思想では当たり前のことなんでしょうか。
この辺の「自己矛盾」ロジックは、ジジェクの独壇場のようにも思うのですが、どんな話でしたっけ・・・。
*1:みなさんも、他に思いついたら教えてくださるとうれしいです。