「hikikomori」

 日本の外から「ひきこもり」がどう見えているかが知りたくて、google:hikikomoriに並んでいるサイトを次々にクリック。英語だけでなく、得体の知れない言語で書かれたページに「hikikomori」が乱発されていて興味津々。
 ちょうど1年ほど前にイギリスBBCで「hikikomori」特集番組があったらしく、このサイトがよくレファランスになっていた。
 あと、なんなんだここは。「ひきこもりTシャツ」なんて売ってやがる。(胸に大きく「HIKIKOMORI」って・・・。)
 ひきこもりに関する議論としては、「日本の神秘」にしてしまったり、「ひきこもりは犯罪の温床」としたりするステレオタイプな見解が目に付いたが、「こういう現象は日本だけではないと思う。だが、ここまで危機的な状況になっているのは日本だけではないか」という建設的な意見もあった。この方向だったら、「ひきこもり」を問いの設定として、豊かな議論の展開もあり得るかもしれない。それは「日本」論、あるいは「安楽死」といった議論も巻き込んでいくと思う。というか巻き込みたい。
 ここでは、日本のひきこもりの研究をしているというデンマーク人学生が今年の11月に研究のため来日するとのことで、「協力してくれる人は hikikomoriproject@hotmail.com までメールをくれ」とのこと。
 外国の「hikikomori」を巡る言説はフォローしたいし、皆さんも何か情報あったら教えてください。