2004-06-30から1日間の記事一覧

「居着き」 → 「非中枢的な身体」

27日のコメント欄から、id:mommoo さんの「居着き」を思い出し、こちらの論文を読んでみました。 ひきこもり当事者(経験者)の苦痛緩和および「有力化 empowerment」のヒントになるかもしれないので、以下、簡単に引用しながらメモ。 身体技法としての武道…

単独性を僭称する特殊性?

宮台真司×奥平康平『憲法対論』ISBN:4582851649 を読む努力を続けていますが*1、どうもやはり「日本」について、「単独性」(代替不可能)を言うかどうか、がネックのように思えます。 天皇を、「法則の崩壊する」ポジション(特異点)として要請するにして…

「特異点」?

id:essa さんが、「社会の中の極小値=特異点」と見る比喩について、詳しく書いてくださってます*1。 「特異点」という言葉は、僕も数学や物理学の一般向け解説書で見かけて以来、ずっと気になっているのですが、ソーカルの批判などもあるし、この理系概念を…

「差別」と「権利」の峻別

僕が「ひきこもりの安楽死」という話を出したことをめぐり、「上山はひきこもりを差別的に排除(抹殺)しようとしている」という危惧も(ごくわずかですが)出ているようです*1。 大事な論点を含むと思うので、すこしだけ。 以前僕は、「ひきこもりは≪病気≫…

 権利 ・ 単独性 ・ 武道

「相手にされる議論」を作るのは、本当に難しい。