事件は「確率的」から「構造的」へ

上山:「東大阪では、20年間ひきこもっていた男性が自分と親の人生を悲観し、ネクタイで首を絞めて両親を殺してしまいました
斎藤:「あれは心中未遂ですね」
上山:「あ、そうですね。心中です」
斎藤:「これまでの引きこもり関連事件は、特異性の問題であり、確率的なものだった。しかしこれからの事件は、むしろ構造的なものに移行してゆくのではないか」*1




*1:中央公論』でお書きになっていたこちらの主張です。