ありがとうございます。

昨日の記事にたくさんの書き込みをいただき、しかもそれが本質的な問題に触れ始めているように見えて、喜んでいます。私への批判も含め、厳しいやり取りも垣間見えますが、基本的にマナーを守って下さっているのも嬉しいことです。(とりわけ id:dokusha さんの私への共感的なお言葉に、個人的に感謝申し上げます。)
今日はちょっと長文をアップする時間が取れないので、出していただいた論点を簡単に列記してみます。(網羅的ではありませんが、どうぞご自由にテーマを追加するなり再生するなりしてください。)

  • 社会学」などの学問は、苦しんでいる人にとってどんな意味を持つか。
    • 「知的好奇心を満たす」だけ? あるいは「戦略上必要」?
  • 「資本主義とは何か」、その隙間に生きるとは、あるいは「別の選択肢」とは。
  • 「(自分のために)自分を変える」と、「環境を変える」という2つの焦点。
    • 「覚悟をもて」、あるいは「戦って変えていかねばならない」など。
    • 「自己洗脳」と、「自分に合わせて環境を変える」?



やはりあらためて、「経済的な成果を出す」ための研究が必要に思います。自分が生きていくためにも、当事者たちのためにも、人々を説得するためにも。
たしか村上龍が言っていましたが、現代では人々を説得するのに「理念」を提示してもダメで、「経済効率や利潤」を提示しなければいけない、と。いいか悪いかはともかく、戦略上の真理の一端ではないでしょうか。
「引きこもっている奴らは日本社会の経済的負担なのだ」という意見が、今後批判派の中で強くなってこないでしょうか。