フィールド

 自分の言葉を社会的緊張の中に晒して、いくつかの対話を得て、はじめて「勉強したい」という気持ちになる。そういう状態になって初めて、自分の言葉が貧困であることを痛感する。まともで刺激的なレスポンスを得られないときには、言葉も意欲も沈黙する。