関連メモ

  • 私を楽にした誰かの資質が、その人が社会から排除される理由になっていることがある。
  • トラブルを事柄どおりに説明すると、まったく通じない。 分かりやすく説明すると、相手の解釈図式に落とし込まれて「わかったこと」にされる。 いずれにせよ、説得は絶望的。
  • 誰もかれも、自分が属することに成功した共同体の話しかしない。 その共同体を対象化し、場所ならざる場所で試される分析の言葉が通じない。
  • 制度》とは、客体的労働条件なしに目に見えない労働条件を手に入れるようなものだ。 それも、生きた労働の「構成のされ方」を作業現場にすること。
  • 順応主義者は、商品的に自己を差異化することでナルシシズムに浸る。 これは、おのれ自身における差異を生き延びる、労働過程としての社会化とは徹底して拮抗する。