「保健室の先生」という存在

養護教諭研究会、つまり保健室の先生方の実務講習会に、講演者の一人としてお招きいただいた。
反省点は、まさに「10代の現場」におられる先生方に、役に立つメッセージを伝えきれなかったこと。 たとえば、次のようなことをもっと強調すべきだったと思う。

 不登校の状況については、本人自身その理由がわからず、焦っていることが多い。 つまりその状況は、本人自身にとっても《問い》となっている。 だから、現状や将来について「○○すべきである」という《答え》を突きつけるよりは、「この先生は、一緒に悩んでくれている」という印象のほうが大事だと思う。

「保健室の先生」という存在には注目していなかったが(というか忘れていた)、新機軸かも。
教科担任でも医師でも保健師でもカウンセラーでもない、「保健室の先生」・・・。