シンポジウム 「<ひと>を守る――日本の精神医療と制度を使った精神療法」
病を癒すには、まず医療をめぐる環境を癒してからでなければならない――。度重なる医療改革や病院機能評価によって、ますます硬直しつつある現在の医療・社会システムに風穴をあけ、<人>が癒える場所を取り戻すために何が可能なのか。医療実務者と思想研究者が相集って議論することが、今こそ求められている。(『医療環境を変える―「制度を使った精神療法」の実践と思想』、京都大学学術出版会、2008年9月刊より)
- 【発言予定者】:
【主催】: 科研プロジェクト「ひと概念の再構築をめざして――人文科学・医療・アートをつなぐ問いかけ」(京都大学・大学院人間・環境学研究科/多賀茂)
【問い合わせ】: s.taga@hy5.ecs.kyoto-u.ac.jp
制度を使った方法論が、お互いの「関与のための手続き」であるなら、その手続きそのものについて、詳細な考察や整備が必要なはずです。 先日記したようなことを、質問してみるつもりです。*1
*1:医師でもアカデミシャンでもない私が参加させていただくことについて、「関与の手続き」は、まさに私自身の問題です。