2008-09-12から1日間の記事一覧

シンポジウム 「<ひと>を守る――日本の精神医療と制度を使った精神療法」

病を癒すには、まず医療をめぐる環境を癒してからでなければならない――。度重なる医療改革や病院機能評価によって、ますます硬直しつつある現在の医療・社会システムに風穴をあけ、<人>が癒える場所を取り戻すために何が可能なのか。医療実務者と思想研究…

「今週の注目新刊:『医療環境を変える』」(月曜社の『ウラゲツ☆ブログ』)

先日質問などを記した本(参照)の、詳細な紹介記事です。 私は、ラカン理論に依拠する斎藤環さんに*1、制度分析的な問題意識を提示して怒りを買ってしまったのですが(参照)*2、本書での立木康介氏の論考によると、ラカン派の「応用精神分析」の現在が、「…