「ブログ選考基準」考

ひきこもり当事者のBLOGやその交流が、「独り言同士の“共感の共同体”だけではどうしようもない」(大意)という私の意見について、反論をいただきました。
id:yodaka:20050207 より。

 上山さんがそう言うのはわかるし、今の路線でぜひ頑張ってほしい。 でもいいと思うよ。 ネットの片隅でつぶやくだけでも。 循環思考でもなんでも、他者に見られる可能性を持った文章を書くんだから、どうしたって他者の存在や自分の中の他者性みたいなものを意識する場面は出てくるんだし、それだけでも「状況を変える」布石になる可能性はあると思う。
 なんでもかんでも役に立つかどうかで判断するのは僕は嫌いで、(中略)たとえば起床時間を淡々と記録するだけでも継続できれば立派立派。



非常に大事な点だと思いますし、「ひきこもり・ニート」関連BLOG選にも関わりますので、id:yodaka さんへの直接的反論というのではなく、いただいたご意見をきっかけに、少し敷衍して、関連する論点を一般的に論じてみたいと思います。 (反論めいた論調も登場しますが、id:yodaka さんへの直接的反論というわけではありません。)