不戦敗・・・

出演者たちのあまりに非寛容な発言に触れ、「やはりこの世に居場所はない」ということで、あらためて「自逝センター」(公共安楽死施設)の話を取り上げてみたのですが…。
今日、こんなニュースが流れていました。

被害に遭われた方々が、もし「つらすぎる」と次々に自死していたら、加害サイドにとってこれほど好都合なことがあるでしょうか。 この原告の皆さんは、「ニセ患者」と中傷されたりもしながら、戦い抜いた。


弱い立場に立たされた人間が、戦いもせずにみずから死を選ぶというのは、社会や周囲にとって非常に好都合のはず。 もんだいは、引きこもりやニートにとっては、「何が敵なのか」すらわからないことで…(この件はもう何度も触れた)。

  • 「死にたい」とは思っても、「(敵に)理不尽に殺される」のは嫌なはず。 しかし、
    • 戦いのシナリオすら作れないのだから、罵られ、追い詰められても何もできない。
    • 圧倒的に立場は弱い。 発言権など一切認められない雰囲気。
    • 労働組合のような、当事者同士の連帯力もまったくなく、各人が孤立しているだけ。
    • 勝つとか負けるとかじゃなく、「単に消えたい」みたいな気持ちにもなる…

→ ★ 「ひきこもり」や「ニート」といった大きな枠組みではなく、もっと細分化された自分なりの局地戦テーマを設定すべき、ということだろうか?