情報セキュリティ ―― プライバシーと議論

というわけでいろいろ考えてみたんですが、これらの考察はかなり僕を楽にしてくれた気がします。 というか楽になってます、いま。
これはたぶん、これらの話題が「引きこもる人が引きこもらざるを得なくなる理由」の一端に触れているからだと思います。 他者からやってくる情報にあまりにも無防備に晒されすぎること。 適度に、「他者の発言」を無視することが出来ないこと。(ごく一部の人の理由ですが)




それで、「情報護身術」みたいな言葉を思いついたんですが…。
「情報に関する護身」というと、ふつう「プライバシーや暗証番号の漏洩を防ぐ」「暗号」「監視社会」とかの話だと思うんですが、僕が今ここで言いたいのは、「情報に傷つきすぎない」技術というか。


「情報が漏れてはいけない」護身も大事ですが、「情報に傷つきすぎない」護身も大事では。
「プライバシーに関するセキュリティ」と同時に、「議論に関するセキュリティ」も重要ではないでしょうか。(うう、幼稚な言い方*1
ひきこもり傾向の人は、前者も拙劣ですが、後者はもっと拙劣のように思います。


情報処理に関して、「機械的処理系」のハナシと、「議論的処理系」のハナシを分けて考え、僕は後者を重視して考えたい、ということなんですが…。(だめだ、うまく言えん)







*1:既存の議論でいうとどうなるんでしょう…。 僕が何を言ってるかさえわからないでしょうか?