2004-09-23から1日間の記事一覧

というわけで、

今日は長くなったので、この辺で。 …張り切りすぎ。

耐性の持続

で、それに関連したことなんですけど、僕らの「トラブル耐性の低さ」 ―― これはもう決定的です。 「ストレス耐性」と言い換えてもいいでしょうか(別物かな)。 敵対的な外部情報に晒されたり、仕事の課題をセッティングされたりすることに極端に弱い。 耐性…

情報セキュリティ ―― プライバシーと議論

というわけでいろいろ考えてみたんですが、これらの考察はかなり僕を楽にしてくれた気がします。 というか楽になってます、いま。 これはたぶん、これらの話題が「引きこもる人が引きこもらざるを得なくなる理由」の一端に触れているからだと思います。 他者…

お互いに関する情報の平等さ

考え方のポイントは議論への参加者に関する情報が隠されていることによって生じる損害を無視しないことです。 (中略) 一つの解決策は、個人情報や自己紹介に関する情報の不平等ができるだけ小さくなるように、そのような情報を整理しアクセスし易い状態に…

コミュニケーションのコスト

「匿名」を相手にしないという方針にはコミュニケーションのコストを減らすという面において大きなメリットがあります。 あらゆる場所において「匿名」の発言を他と平等に扱うべきだという考え方の中にはコミュニケーションに関わる巨大なコストを不当に低く…

尊重すべきは誰か

「匿名」による発言とそうでない発言を平等に扱うことは、「匿名」でない発言者にとって不平等な状況を作り出します。 なぜなら、「匿名」の発言者は失敗しても失うものがほとんどないので、普段だったらできないような暴言を吐くことが自由にできるからです…

「はてなユーザー」なら匿名コメントは不可能か?

私自身は「匿名」の安全圈からの批判だけを排除することにしたのです。 登録時に必要な個人情報を細密化し、しかもその情報の確かさを保証できれば、匿名化はかなり防げますが…。 たとえば今の「はてな」では、虚偽情報に基づく登録は可能なんでしょうか?

「誰が言ったか」

読者の方から、次のようなサイトをメールでご紹介いただきました。 「ネットで批判が難しい理由」 批判を自分が素直に 受け入れることができた経験について考えた。 意見の内容はさておき、 「こいつがこう言うんだから、きっとそうなんだろうな」 と、相手…

発言と利害

利害関係がからむ議論においては、誰がその発言をしたかは非常に重要な情報になります。 (中略) まともな議論を行ないたければ発言者が誰であるかと独立に提出された証拠と論拠をチェックしようとするのは当然です。 しかし、そうであっても、発言者が誰な…

ちょっと余談。

意識レベルで主張している内容と、無意識的な欲望との関係が気になる。 意識の課題と無意識の課題は違うんだろうか。

「内容至上主義」

「議論は、誰が発言したかではなく、発言の内容だけに基いて行なわれるべきである」と主張する人をよく見掛けます。 以下、この主張を仮に「内容至上主義」と呼ぶことにしましょう。 僕、これまで完全にこれでした…(泣) 「どこの誰の発言であっても、その…

「匿名」の定義

実名を公開していても「匿名」であることがありえるし、実名を全く公開してなくても一貫した人格のもとで自分自身の考え方や趣味・嗜好を明らかにしている場合は「匿名」ではなくなります。 論争に参加する人は、馬鹿なことを言ってしまったときに恥をかける…

 晒されすぎ

どうも、上山です。 すぐに更新できることをうれしく思います。 (ほっ…) これも、情報をくださったり、叱咤激励の言葉をくださった方々のおかげです。 (本当に) さて、先日 id:demian さんにご紹介いただいた 『「匿名」による批判の禁止ルールについて…