距離感

上記の友人*1によると、「恋人と友人のちがい」の一つは、「悩みの共有度合い」なんだそうだ。
友達が悩んでいても、「大変だねぇ…まぁ頑張ろうよ」で済むが、恋人だと、ヘタをすると自分も同じレベルで傷つく。 相手の抱えている問題は、そのまま「自分の悩み」なのだ。 これは斬新な視点…。
→ 「そこまで深く悩みを共有してくれる恋人がほしい」と思うのか、それとも「お互いに独立して自由に振る舞える友達関係がいい」と思うのか。


恋人関係になると、多くの場合、「自分と結ばれる」ことを第一に相手に要求するらしい。 しかし「友達」だと、「自分に振り向いてくれるかどうか」という問題設定自体がなくて、とにかく純粋に相手のことを心配していたりする。


いい友人に恵まれているせいもあるだろうけど、「恋愛をうらやましいと思う」気持ちが、薄れてきているかも…。 いや、それとも、「本当は望んでいるけど、望んでも得られないから、望んでいないことにする」でしかないだろうか?…
「恋人も友人もいなくても、元気に生きていける」ような意識状態を作れたら、それがいちばん幸せなんでしょうかね…。


人につけられた傷は、人によってこそ最も効果的に癒し得る。
それだけは、確かなように思うのだけれど…。







*1:過去に恋愛でものすごく苦しみ、「もう恋愛は要らない」と思っているそうです。