2004-07-02から1日間の記事一覧

「本当に必要な話」

僕がここでひきこもり論をしているのは、僕のエゴでしょうか。 それともそうではないのでしょうか。 いずれにせよ、「本当に必要な話」を設定するのは難しい。 すぐ、「与太話」になってしまう…。 僕のしている話が「的外れだ」と思うかた、僕を馬鹿にするだ…

「国民たるもの無条件に…」

スペックと愛の関係は、たぶん「愛国」にも関わる。 「日本の文化や環境(スペック)が好き」だから、「国を愛する」のか。 「日本国民の義務」として、スペックとは無関係に「愛する」のか。 あるいは、「国への愛」という主張自身が、どうも「エゴの表明」…

「愛されない子供」

「自分には愛される資格はあるか」。 アダルトチルドレン系の人は、親との関係でいつもそういうことを考えていると思う。 「自分のスペックは、愛されるのに必要な水準を満たしているか」。 「ありのままに愛される」なんてあり得るのか。 「スペックに基づ…

「愛情なのか、エゴなのか」

僕は当ブログで繰り返し「年齢差別はひきこもり当事者を苦しめている」という話をしていて、これは「就労」に関する話だったわけだが、「性愛」についても、「年齢差別反対」を愚直に主張すべきだろうか。 「年齢」というスペックは、愛情にとって決定的か。…

弱い者がさらに弱い者を…

2ちゃんねるヒキ板を見ている人は知っていると思うし、当ブログでも何度か触れたが、「高齢ヒキ」を最も過激に罵倒するのは「若年ヒキ」だ。 → 「年齢相応のあるべき姿」による差別は、実は引きこもり当事者同士においてこそ最も激しい。 若年者は高齢者を…

「順応」ではなく、「掘り進む」

脱落者ほど、「ふつう」に憧れがち。 「働くのが当たりまえ」、「恋人がいるのが当たりまえ」、「結婚するのが当たりまえ」、「子供がいるのが当たりまえ」。 「働かなくてもいい」という価値観を獲得しても、お金がなくなれば生きていられない。 「恋愛なん…

「年齢相応」?

昨日の僕は、こう書いている。 35歳にもなってこんな文章に全身を震わせている自分を爆笑したくもあるがw 成熟についての「年齢相応」、あるいは「平均値」を問題にしたわけだが、そこで問われているのは「精神面でのスペック」、つまり「35歳であれば、…

スペック

以前に「モテと愛のちがい」について考えたとき、「相手のスペックは愛情に関係ない」という話になったわけだけど…。 本当にそう言えるだろうか。 以下は、「loveless zero」さんのリンクをたどって見つけた「恋愛ができない原因」。 顔の造形がヤバい。 肥…

「性愛的チェック」

ひきこもりは圧倒的に男性に多いが、摂食障害は圧倒的に女性。 僕は、摂食障害(とくに拒食症)の女性に過剰に感情移入してしまうところがあるのだが、どうやら僕はそこに「自分を性愛化することへの拒絶」を読み取って共感しているらしい。 僕が最も苦手と…

「下心」

やっかいなのは、性愛の問題を心の中心に据えた途端、ぎゃくに性愛からの排除は強まる、ということ。 女性の場合どうだか分からないが、男性の場合、「女性以上に価値のあること」への取り組みがないと、女性には相手にされないし、人間関係として適切な距離…

危険な話題

ひきこもり業界においては、「性愛」の話は、ひょっとしたら「天皇制」の話より危険なのかもしれない。 ものすごくいろんな人の傷に触ってしまう。 昨日のエントリーについては、性的承認を得ているかたは冷静に反応し、性的承認経験のなさに傷ついている人…

 スペックと愛

画面をスクロールしにくくなってますが、どうもうちだけじゃないようです。 なぜだろ…。 右の写真は、先日紹介した「げんき」君。 目、見えるようになったかな。 ご主人様の、「怖いのが恐い」という指摘は、ひきこもりに深く関わるメカニズムかも…。