ひきこもり支援は「裏稼業」?

僕が最近気になるのは、ひょっとすると「ひきこもり支援」というのは、「裏稼業」の性格を持ってくるのではないか、ということ。
上に登場している「鍵師」は、職業そのものとしての違法性はないと思うが*1、ご家族が「表の世界」の支援事業すべてに絶望したときには、「裏世界」的なものにも目が向き始めるのではないか。
暴力性で知られる支援者・長田百合子氏は、人権問題等で話題になり、「DQN」などと書かれはしても、ちゃんと表の世界で出版や講演活動を行なっている。だが、本当の「裏の世界」が「ひきこもり支援」に関わり出したら、というより、それが望まれさえし始めたら…。


上記引用例である程度ご想像いただけると思うが、ひきこもりは、ご本人もご家族も、極限状況にいることが多い。「支援者」がどういう肩書きであれ、「確実性のある方法」をそれなりの営業トークで提示されたら、かなりの高額でもなびいてしまう可能性がないか。
現実問題として、現在の支援業界では「詐欺」としか言いようのないいかがわしい話もちらほら聞く*2


なんとも物騒な話題提供になってしまったが、この≪極限状態≫を、僕らはどう受け止めればいいのだろう。





*1:技術を利用して犯罪に関与すれば別だが

*2:「詐欺は絶対にやりたくない」と良心的に思い詰めた瞬間に燃え尽きてしまったりするわけだ。