「最も深刻化したニート」?

ズラズラと引きこもり論を書き連ねてもしょうがないので、「本の企画」を練り始めるべきなのかもしれない。しかし出版関係者によると、今は引きこもり本が「まったく売れない」という(斎藤環さん以外)。
先日出版された玄田有史氏『ニートISBN:4344006380 は凄まじい売れ行きのようで(ジュンク堂に行ったら売り切れ)、そもそも「ひきこもり」という枠組みは絶望とともに嫌悪され*1、話題は「ニート」に移行しつつあるのかもしれない。
実は僕は「ひきこもり」について考えているとキツくてたまらんのだが、「ニート」ならば比較的落ち着いて考えることができる。 → 「ひきこもり」については、「最も深刻化したニート」という位置づけで考えてゆくべきなのか? 【前も触れたことですが。】





*1:一般向けに「ひきこもり本が売れない」のは「流行」の問題と言えるかもしれないが、当事者や家族向けに売れないのは、「実効性のなさ」ではないか。「買ってもどうせどうにもならない」。絶望しているから買わないのだ。