また長期にわたり停止してしまいました。ごめんなさい。
この間考えていたことと、18日のコメント欄id:temari さんから頂いた書き込みが関係します。

 ひきこもりを取り巻いてワイワイやってる人達から見れば、「ひきこもり」もひとつのブームととらえて、「もはやブームは去った。流行は終わった。」と言い放てるのかもしれませんが、現にひきこもりに悩んでいる人達(当事者)は、決してブームや流行り・廃りでひきこもっているのではありません。少なくとも私はそう思います。ブームだとかなんとか言うのは、ひきこもりというテーマを使ってひとつ金儲けの手段にしてやろうと考えている人達の発想ではないかと思います。ブームが去ろうとなんだろうと、現にひきこもりという問題で悩んでいる人、上山さんみたいにいっそ「安楽死」を選ぶかくらいにまで追い詰められている人達がいるのは事実で、それは流行り・廃りとはなんの関係もなく存在します。その人達の問題解決法は決して見えてきたとは言えない現状を、ブームが去ったと一言で掃き捨てて欲しくはないです。

「ひきこもり」という言葉が一般の人々の口の端にのぼるか、この問題がクローズアップされるかどうか、には「流行」があるかもしれない。でも、流行り廃りに関係なく、苦しんでいる人はたくさん実在していて、相変わらず絶望している。
18日も書いたが、)一般向けにひきこもりの本が売れないのは「流行」で語れるかもしれない。でも、当事者や家族に対して売れないのは、「読んでもどうにもならない」と思っているからではないか(少なくとも、「ここに自分が求めている情報がある」と思ってもらうことに失敗している)。