ひきこもりは関係当事者にとって紛争として体験されている*1。 「病気・障碍」枠は、紛争処理のツール。 それを性急に持ち出すことは紛争の内実を理解することにならない。
本人に必要なのは、自前で維持できる紛争処理活動。 委縮して孤立するため、どの手続きにもアクセスできていない*2。 つねにいっぱい一杯。 それがまた紛争を激化させる悪循環。
紛争処理において、裏社会はぜったい無視できない。 ひきこもりほど私秘的な揉め事を、どうして表向きの言葉だけで論じられるか。 ていねいに話そうとすれば自分が民事刑事のグレーゾーンに立たされる。