日本とアメリカ

小田: 子どもが成人しても親に寄生すること、いわゆる「パラサイト・シングル」をもっとも許容するのが日本です。 低いのがアメリカです。 アメリカでは、かなりの富豪でも思春期をこえた若者がうちにいると父親が自立を促します。 場合によるとピストルを突きつけて「出て行け」といいます。

「だから日本でもやるべきだ」という話だろうか。
以下、『ニート ひきこもり/PTSD/ストーカー (心の病の現在)』の小田氏の記述(p.20-21)より。

 日本の場合は「不登校」減少に行動の攻撃化が併発することがある。 つまり「家庭内暴力」が結びついてくることが少なくない。 だが、アメリカでは、日本のように若者が両親に暴力を振るったならば、父親はピストルをつきつけて「出て行け」というかもしれない。 子どもがピストルをもっていれば、父親はライフルをもってくる。 子どもがライフルをもっていれば、父親はマシンガンをもってくる。 子どもがマシンガンをもってきたら、父親はバズーカ砲をもってきて家ごと吹き飛ばす。 そういうことをしかねないのがアメリカの父親である。 子どももおちおち、ひきこもっていられない。

何回読んでも吹き出すのを我慢できない。