「リベラリズムと当事者運動」――当事者批評の問題

ある属性において苦しんでいる当事者は、その問題における抵抗運動が死活問題になっている。 だからその限りにおいて、自己の活動の相対化は(場合によっては)死を意味する。 ▼リベラリズムが「価値観の相対化」(自己絶対化の断念)を含むとして、「当事者運動」と「リベラリズム」は拮抗するだろうか。 ▼「社会的公正さ」は、「当事者の絶対化」とは違う道を歩むはずだが・・・。