景気と引きこもり

景気浮揚すればニート(若年就労)問題は改善する、という意見が経済学の専門家から出ているようで、確かに現在社会参加できずにいる人の一部はそれで大丈夫なのだと思う。 ▼しかし、バブル絶頂期に20歳前後を過ごした私(1968年生)は、景気が良かったにもかかわらず、社会参加できない状態に陥った。【80年代的な消費文化を楽しむ同世代からは完全に孤立した。】 ▼経済学者の議論においては、「景気が良くても社会参加できない」存在は(社会保障の対象として考慮する以外は)政策対象として黙殺してよいのだと思う(良い悪いではなく事実として)。