ディスカッション

「オレンジの会」代表の松井勝也氏より

会員から集めたと思われる質問を7つ読み上げ、それに講演者3名が答えた。 メモを取っていなかったので5つは失念。*1

  • 質問 : 「30歳までとのことだが、それ以上には対応してもらえないのか」
    • 浜口氏 : 「行政の取り組みとしては、年齢で枠組みを作らざるを得ない」
    • 宇根氏 : 「30代半ばまでは構わないが、40代は困る」
        • → 高齢化の問題が当事者や家族にとってどれだけ切実か、まったく理解されていない印象の返答。 当事者は間もなく大量に40代に突入するはず。
        • 「30歳まで」と言っている時点で、現実を無視していると思う。 【これは上記3つのニート分析にも言えるのではないか。 「34歳まで」と言ってしまったら、大量に存在するはずの「30代後半」は統計に入らない。 対策も講じられない。】
  • 質問 : 「訪問活動はしてもらえないのか」
    • 浜口氏 : 「不可能」
        • → 「行政の限界」という言い方をされていたように思う。




次に、樋口明彦氏が事前に用意していた質問

これは実は「デビューネットML」にて樋口氏が募集し、メンバーから出されたもの。

  • 質問 : 「具体的な職業体験の機会をもっと増やしてもらえないか」
    • 詳しいお返事内容は失念したが、「努力します」というニュアンスだったはず。
    • 言い訳めくが、あまり覚えていないということは、「希望ある明晰な返答」ではなかったのだと思う。
  • 質問 : 「対人恐怖があると、YJS利用は難しいのではないか」
    • 浜口氏・宇根氏ともに非常に当惑されていた。 「対応は難しい」 「これから態勢作りに励みます」 といった微妙なニュアンスのお返事。
        • → 核心的。 なんとか施設までたどり着いても、対人恐怖の克服がなければ「相談」も「イベント参加」もできない。
  • 質問 : 「YJSが、精神保険的な面も含むさまざまな相談機関のネットワークの拠点になってもらえないか」
    • これも詳しくは忘れた。 やはりあまり明確な返答ではなかったと思う。








*1:覚えてるかた、おられます?