2004-11-15から1日間の記事一覧

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「フリーター生活のなかで失ったもの」*1 読んでいて胃が痛くなり、意識が遠くなる。 無理をして家を出ても、待っているのはこういう生活だ。 *1:「フリーターが語る渡り奉公人事情」より。 (via id:yodaka さん)

やっぱり≪言葉≫

帰路、パネラーの浜口真吾氏、宇根英美氏、樋口明彦氏、大学院生*1、私で、 喫茶店で談笑。 → 楽しかったし、収穫が多かった! 行政サイドの浜口氏との会話は貴重だったし、宇根氏に(伝わったかどうかは分からないが)ひきこもり問題の深刻さを事例を挙げつ…

感想

正直、絶望感を深めた。 行政は、深刻なひきこもりの問題には何もできないのではないか。 しかし、現場にもこれだけ認識のギャップがあるという事実を再確認できたのはよかった。 樋口明彦氏の発表をしっかり聞けたのも収穫。 閉会後、「オレンジの会」代表…

質疑応答

質問者4名中*1、3名が「オレンジの会」の親御さん。 ご両親たちからの質問は、「施設まで行けない当事者はどうすればいいのか」という一点に集中した。 言葉の端々から、行政サイドの呑気な認識への激しい苛立ちが感じられ、会場に不穏な緊張が走る。 浜口…

ディスカッション

「オレンジの会」代表の松井勝也氏より 会員から集めたと思われる質問を7つ読み上げ、それに講演者3名が答えた。 メモを取っていなかったので5つは失念。*1 質問 : 「30歳までとのことだが、それ以上には対応してもらえないのか」 浜口氏 : 「行政の…

ヤングジョブスポット神戸 チーフ・アテンダント 宇根英美氏 のお話

良心的にお話をされていることはわかるのだが、―― 申し訳ないが ―― 話をお聞きしていて、体が震えるほどの怒りを感じた。 今回のイベントは、ひきこもりの親の会である「神戸オレンジの会」が共催。 つまり事実上、「オレンジの会」のイベントにヤングジョブ…

雇用・能力開発機構兵庫センター 能力開発総合アドバイザー 浜口真吾氏 のお話

タイトルは「ヤングジョブスポット神戸の現状報告」。 『新卒無業。―なぜ、彼らは就職しないのか』、『仕事のなかの曖昧な不安―揺れる若年の現在』 などの内容を紹介され、(失礼な言い方かもしれないが)とてもよく勉強しておられる印象。 以下、簡単に発言…

資料より

樋口氏作成の資料中、「ニート支援」の方法論を描いた一部分がきわめて印象的だったので、引用の上、感想を付します。 (太字・赤字強調は上山) 意欲を与えるのではなく、機会を与えること 就労意欲というフィクション ニートに限らず、正社員やフリーター…

樋口明彦氏の講演 : 「日本におけるニートの現状」

以下、いくつか要点のみ。 ニートへの認知 イギリス : 「社会的排除(防止)局」が1999年に発表した 「Bridging the Gap (ギャップを埋める)」*1 によって広く知られる。 日本 : 2004年5月、産経新聞に掲載された小杉礼子氏の記事が最初の紹介。 各種メ…

 イベントルポ : 「ニート支援を考える 〜ヤングジョブスポット」

「参加してよかった」と思ったにも拘わらず、感情的に非常に動揺した*1せいもあって(言い訳)報告が遅れましたが、こちらのイベントについて簡単にレポートしてみます。 【レポートの内容に問題があれば、ぜひご連絡ください。】 *1:理由は後述