ひきこもり高齢化社会
斎藤環氏は、上記インタビューで次のように述べている。 「30年後のひきこもり」を予想し、
60歳の息子を80歳の母親が養い続けるのです。 年金だけで、細々と生きていけますから、彼らがホームレスになるということはないでしょう。 ただこの時、彼らに向けられる世間の目は、なお一層厳しいものになる。 「税金を払ってこなかった彼らになぜ自分たちの税金が投入されるのか」と……。 ひきこもり肯定論者は、そこまで考えて肯定しているのでしょうか?
僕自身は、まさか年金受給時まで養われ続けるなんてあり得ない、と思っていたので(よっぽどのお金持ちでもなければ)、「ホームレスか餓死か自殺か」ということしか考えていなかった。
しかし、たしかに言えてますね。
【追記 : 国民年金は「税金」が財源じゃないと思われがちだが、現状では3分の一が税金。 ちなみに、「生活保護」の全額、「障害基礎年金」の6割は、税金を財源としている。】
ひきこもりというのは、
- 貧乏なら死かホームレス
- 小金持ちなら生き延びて、社会から潰される
- 親の私財だけで人生を全うできる大金持ちの子供だけが生きられる
ってことか…。