各インタビュー

皆さんの発言について少しだけ。

 滝本竜彦氏 : 「ひきこもりをみんな深刻に語りすぎる気がするんですよ」

≪笑い≫という要因をいつも探しているんですけどね…。 またお会いしてみたいな。



 勝山実氏 : 「僕は世間で悲惨になると思われているひきこもりの将来を身を持ってお見せしたいと思っているんです」

僕は、なんとか悲惨を避けようともがいているけど、うまくいかない、という感じかな…。



 芹沢俊介氏 : 「ひきこもり現象とは、自分が自分でなくなるのをなんとか食い止めようとするあり方(存在論的ひきこもり)」

昨日の僕の「晒されすぎ」と通じますね…。



 斎藤環氏 : 「ただ、治療を求めてくる人のニーズにできる限り応え、散々踏みにじられてきたひきこもりの人たちの心の防波堤になる、それが医師としての務めだと思っています」

やはり引きこもっている人を、「踏みにじられてきた」と表現されている*1。 (どうしてこれで「治療主義」などと批判されるんだか)







*1:ただし――同誌の僕のインタビューにもあることだが――、言葉遣いは元の発言とは微妙に変えられていることがある。 正確には斎藤氏がどういう言葉遣いをされたかはわからないが、ニュアンスはこうしたものであったろうという前提で書かせていただいた。