被害者の母親が登壇。
少年10人によるリンチ殺人。 息子は15歳で他界。
加害者の少年たちは成人式に行くのか。 息子の同級生の親たちは成人式の話を楽しげにしている。 自分だけ取り残された想い。
今も加害者たちと同じ町に生き続けている。 ばったり出会うこともある。
顔中腫れあがり、信じがたい姿になっている脳死状態の息子の爪の中に残る土を一本一本とってやった。
「生意気」というだけの理由で殺された息子。
犯人に「人殺し!」と叫びたかったのに、いざ目の前に立たれると、泣くしかできなかった。
泣いていれば「いつまでもメソメソしている」と言われ、元気に笑えば「息子の死を忘れたのか」と言われる。
犯人たちはすでに普通に暮らしている。 事件を反省するどころか、自分たちが人を殺している人間だということを脅しのネタにしてさらにカツアゲしているらしい。
事件の報道の仕方で周囲の反応はあまりにも違った。 事件そのものの被害も甚大だが、2次被害・3次被害があまりにも多すぎる・・・。
「すべて、実際にある事実なのです」