当ブログは、「最悪の場合ひきこもり状態に帰結する苦しみ」、「その苦しみおよび状態像への社会的処遇」、あるいはこの「ひきこもり」というテーマから、「どのような課題を析出できるか」をめぐる考察、などを主なテーマにしています。
- たとえば「PTSD」は、「(詐病や思い込みではない)特有の諸症状の認定」 → 「症候群としてカテゴライズされ、命名される」といういきさつをもつ名です。一方「ひきこもり」は、抱えている個々の症状はどうでもよく、結果する「状態像」への命名なので、今の私が現役(?)当時と同じタイプの苦しみ(症状)を抱えているとしても、少しでも社会生活があるのなら、それは「当事者」ではなく、「経験者」にあたる。
- 当ブログは、「ひきこもり」状態経験者の1人たる上山和樹によって運営されています。
- 拙著 の続きと申しましょうか。(しつこいようですが、現時点での私は「ひきこもり状態」にはありません。)
- 作者: 上山和樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
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- 作品的な文章やイベント・レポートをアップする日もありますが、基本的には進行中の思考プロセスのメモと、雑談とで成り立っています。
- 拙著
- このブログが発足した当時にはまだなかった「ニート」という言葉が流通して以降、ひきこもりも≪労働≫との関係で語られることが増えてきました。 【参照:「引きこもりは結局は労働問題だ」】
- たとえば次のような重要論点があります。
*1:それが死ぬまで続くものなのか、それとも一時的なものなのか、が気になります
*2:参照:【厚生労働省による「ひきこもり」概念の説明】
*4:このあたりについては、ぜひ「降りる自由」、「乗れない不自由」をご参照ください。