明日です: 公開シンポジウム「ひきこもりの現在・過去・未来」
私のほかにパネリストが3人おられますし、
議題がどう転ぶかは分からないのですが、
自分にいただいた発表時間の30分では、
- (1)不登校・ひきこもりをめぐる、ここ25年の状況把握
- (2)《主観性と関係性の硬直》という、決定的な課題(言説そのものが悪さをしている)
- (3)みずから取り組み直す作業のヒント
――これらを扱うつもりです。
ひきこもりの長期化・高年齢化が問題になっていますが、
いま考えなければならないことについては、これまでのいきさつを知らなければ、ポイントを押さえた話はできない。この描写がしっかりできるだけで、目的のかなりの部分を達せられると思います。
ここ25年、不登校や引きこもりをめぐる論点は、基本的に硬直したままです。それを解きほぐすような視点を創りたい。それは提案すべき技法の、具体的な実演になっているはずです。
よろしくお願いします。
上山和樹