2004-11-09から1日間の記事一覧

過去のコメント欄より

今回の chiki さんのエントリーでは、≪コミュニケーション≫ということが1つの焦点になっていると思うのですが、8月8日のうちのコメント欄に、chiki さんからきわめて印象的な「コミュニケーション論」をいただいたことを思い出しました。 残念ながらコメン…

思考と行動に対する「動機づけ」の問題

「この問題について考えてほしい」という願望表明の際、「応答責任」という言葉を聞くことがあるが、「ショックを受けた」とか、「自分にも関係あるかも」と思えなければ、わざわざ苦しんで考えたりはしないのではないか。 当事者にとっては「個人的なことは…

「思考する義務と責任を問われるいわれはまったくない」

「自分は引きこもっていない」と思い込んでいる人のほうが閉鎖的な場合がある。 「自分はちゃんとやっている」というアリバイがあると思っている人たちの、頑迷さ。 彼らにとっては、印象的な事件・災害・社会問題は、「気晴らしのネタ」でしかないし、そう…

外傷的事態へのリアクション

震災も人質殺害もトラウマ的。 最初から≪思考へと誘うが、思考することは困難≫な事態。 香田証生さんの「すいませんでした」という肉声の響きが耳に残っていて、 剥き出しの現実を提示することは、かえって思考を凍結させる可能性がある(ショックが大きすぎ…

困難

「分かった気にさせる」情報(番組やブログ)でなく、「知れば知るほどわからなくなった」姿勢の情報が要る。 「何かに取り組む」ことにはそういう要因があるはず。 しかし、 「一緒に考える」という困難な姿勢を要求する情報は敬遠される。 みんな基本的に…

恣意的・断片的引用 (太字・赤字強調はすべて引用者)

chiki さんのエントリーより どれにも共通していえるのは、そのニュースの語り方が、なんとなく本質に接近したつもり、語った気になれる程度の満足感を与えるものでしかない(結局、根幹的な部分については何にも語らない) 紳助が泣いた、あるいは活動を休…

 担うに重き

11月9日付の chiki さんのエントリー、および同日のコメント欄に打たれました。 私自身はイラクや地震については、「何をどう考えていいかすらわからない」という状態です。 非常に恣意的・断片的に引用させていただき*1、少しだけメモを付します。 「ひきこ…