当事者概念依存症

いわば、《当事者概念依存症》とでも呼ぶべきもの。

適度に使われる限りはそれなりに有用な《当事者》概念だが

そのあまりに強い刺激と "卑劣な有用さ" で使用をやめられなくなり、自分の都合が悪そうな場面では必ず頼ってしまう――それどころか、つねに連続的にその概念枠に頼るようになる。