単独世帯
『新・社会福祉士養成講座〈3〉社会理論と社会システム―社会学』p.102 より:
1975(昭和50)年以降については、核家族世帯よりも、むしろ単独世帯*1の増加傾向に注目しておく必要があろう。 その比率は1920(大正9)年には6・0%にすぎないが、1985(昭和60)年に20%台を超えるようになり、2005(平成17)年には29・5%にも及んでいる。 (略)
18歳未満の児童がいない世帯は、1975年47・0%から2005年73・7%にまで増え、児童のいる世帯の割合はこの30年間に半減している。 (略)
これに対して65歳以上の者のいる世帯は増加している。1975年には約710万世帯で、全世帯の21%ほどであった世帯数と構成比は増加を続け、2005年には1850万世帯、39・4%となった。
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- 7月19日の追記、参照:「子ども手当:子なければ負担増 民主がマニフェストで説明」(毎日新聞) 【はてブ】
*1:一人で生活していて、世帯員が一人だけの世帯