『東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)』

重要な読書体験でした。
ひきこもりに興味があって、東京そのものにほとんど興味がない私は*1、地名等を適当に読み飛ばしつつ、

    • p.46 ヴァーチャルな地元意識
    • p.51 「ニート的」環境をめぐる議論
    • p.208 職能集団の街
    • p.222 もはや「危険な街」は存在しない
    • p.227 都市のセキュリティ化の背景、 ゴミ出し問題と環境管理
  • 地域性のヴァーチャル化
  • コミュニティや生き方の「多様性」を擁護する方向と、人間工学によって環境の「安全性」に配慮する方向との相容れなさ

が印象的。





*1:とはいえ、この本が東京のガイドブックになりそうです。