ある価値観の正当性を主張しようとすると、「無限背進」「論理循環」「正当化の恣意的打ち切り」のいずれかに陥ってしまうことを、ドイツの哲学者ハンス・アルバートは「ミュンヒハウゼンのトリレンマ」と呼んだ。*1
ある価値観は、外部の「客観的権威」で保証付けることができない。
単独的にその固執が生きられる。
*1:斎藤環『家族の痕跡―いちばん最後に残るもの』p.149
ある価値観の正当性を主張しようとすると、「無限背進」「論理循環」「正当化の恣意的打ち切り」のいずれかに陥ってしまうことを、ドイツの哲学者ハンス・アルバートは「ミュンヒハウゼンのトリレンマ」と呼んだ。*1
ある価値観は、外部の「客観的権威」で保証付けることができない。
単独的にその固執が生きられる。
*1:斎藤環『家族の痕跡―いちばん最後に残るもの』p.149