《当事者支援》: 「ミクロな救済」と、「システム設計」*4

「当事者の怒り」は、制限抜きに承認されるべき「万能の怒り」ではない。 ▼当事者への個別ケアと、システム設計(社会的公正さに基づく政策的支援)とは、別個に検討されなければならない。 《当事者》へのミクロな尊重は、マクロ設計への万能の主張権付与を意味しない。 ▼あまりに一方的な主観的理不尽感のマス化については、それ自体を社会的事実として検討する必要がある。

  • 支援において鍵となるのは、おそらく《承認》というモチーフである。
    • 「トラウマ」という単語に関連する、「何をしても絶対に補填されない」という契機の重大さ。 【過剰性】