2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

議論

こちらへの私の書き込み。 # ueyamakzk 『id:hizzzさんがご説明くださった通りです、id:svnseedsさん>「有名人の方々」「自戒」。▼内田氏の「おじさん的思考」は、「存在するのとは別の仕方で」と対極の、「存在への居直り」のような気が。「多様性」が「成…

「ストレス論」をメタにする必要

総力戦(国全体が参加)における各人の消耗は、社会に場を得ている。しかし非総力戦(戦闘要員のみの戦い)においては、戦った人間の消耗や傷は社会のほかの構成員と共有できない。(三脇氏の授業「ストレスの科学」配布資料より、大意) ストレスについて、…

性愛の非対称性

別の日に、ある女性との会話で出た話題だが、男性が性的受容(セックス)に与える意味と、女性のそれとは、違っているのではないか。男性にとってのそれは「破格の受容体験」であるが、女性にとってのそれは、他の生活体験と並列できる程度の意味しかないの…

性愛

「セクシャルな興味をお互いに持たない男女関係」が、最も心地よいのではないか、と思うときがある。お互いに恋愛・性愛的な興味を向ければ、受容のグレードは上がるが、拒絶と傷つけのグレードも上がる。男女ではあっても、お互いに「人間」として好意を向…

傷つく支援者

支援関係者のある方から伺ったのだが、「傷つかない支援者からは、相談者は離れてゆく」。固定的で硬直した役割意識に自分を埋没させることのできる支援者は傷つかないが、支援関係そのものが無内容になる。自分を開いた試行錯誤を試みる支援者は、柔軟な関…

「お互いにメタに語る」

医師やカウンセラーが、「治療する」という役割に自己を固定してしまえば、相談に訪れた側は「患者」という立場に自分の役割を固定せざるを得なくなり、この固定構造自体がきわめてストレスフルになる。治す側が自分のポジションをメタに語り、患者側も自分…

「巻き込まれてもいいと思えるトラブル」を選ぶ

「アルバイト経験のある人は分かると思うが、トラブルのない仕事はない*1。ということは、《仕事を選ぶ》とは、《どのトラブルを選ぶか》ということだ。仕事を選ぶときは、やり甲斐などの肯定面より、《どのトラブルにだったら巻き込まれてもいいと思えるか…

仁愛大学

11日、福井県武生市の仁愛大学に、授業内講演などでお邪魔した。三脇康生氏のお招きだったのだが*1、「ストレス」に関する三脇氏の考察や、学生さんたちとの交流に非常に救われた。簡単にメモし、今後につなげたい。 これを引き金としつつ、今の自分にとっ…

予感

以上、単なる回顧なのだけれど・・・。こうしたことを、よくわからないまま考える作業が、今は必要な気がしている。 震災に関連したことを思い出すことが、大切な気がしている。 それが、なにか大切なものをもたらしてくれる予感も。 少し時間をかけて、考え…

地殻

7月3日、「神戸オレンジの会」の例会にお招きいただき、終了後、精神保健福祉センターの精神科医の方に声をかけていただいた。お話しして驚いたのだが、安克昌氏のお知り合いだった。安克昌氏といえば、1996年に『心の傷を癒すということ (角川ソフィア文庫)…

キーワード作成

「安克昌」、「こころのケアセンター」、「精神保健福祉センター」

当事者論リンク追加

【『Fonte』(旧・不登校新聞)メーリングリストへの投稿】(常野雄次郎) たいへん勇気ある発言をされています。

停滞

ブログと依頼原稿で「当事者論」に全力投球して、精神的に非常にまずいことになりました。*1 ごめんなさい、まだリハビリ・モードです。 *1:なぜなのかは、今後も考え続けます。