議論

こちらへの私の書き込み。 

# ueyamakzk 『id:hizzzさんがご説明くださった通りです、id:svnseedsさん>「有名人の方々」「自戒」。▼内田氏の「おじさん的思考」は、「存在するのとは別の仕方で」と対極の、「存在への居直り」のような気が。「多様性」が「成果」に奉仕する構造の内田氏の説(araikenさん・id:sivadさん)は、中間管理職の居直りにも見える(だから被雇用者や失業者の立場で「多様性」と言っても少々むなしい)。 → 組合運動的なものに説得力が見えにくいこと、排除されたらもう打つ手はないと見えることと関係するような。「交渉のテーブル」「分割統治」「all or nothing」は、リアルには雇用関係や労働政策の話?▼svnseedsさんのおっしゃる「価値観と経済は別」への反論になるかもしれないけど、外部に対して「俺には関係ない」と言えるのは、自分の既存のやり方で「食っていける」からだと思うのです。▼自分を分割統治的に隔離することの極北が引きこもり、と言ったら我田引水かな。接点を持てる人間が一人もいなくなったら、どんどん弱い立場に立たされる。多数派に属すことができれば、わずかな「交渉」で「食っていける」。▼Ririkaさん、確かに「傷つく」なんていうナイーブな言い方じゃなくて、もっと明晰な言い方ないものか、と思うんだけど。(ただ、周囲を見回していても、試行錯誤を真摯にやろうとする人ほど孤立して消耗している印象があって、非常に悔しい思いをしています)▼「トラブルのない仕事はない」(玄田有史)として、「どんなトラブルを選ぶか」ということなんでしょうか。そこでどう一緒にやれるか、とか。▼「味方になったら100%、敵になったら0%」とは別の付き合い方が必要で、その「お互いに単独者」的な距離を保つことが必要ですが、現実にはコミュニケーション・コストの問題や、利害関係を考えると非常に難しい。利害のない相手とは、争点を共有することもあまりないから、知的興味以外では議論を共有しにくい。各人が、自分の利害を自分で戦って、あとは《出会い》を待つしかない、とか・・・。▼つい長文・・・・すんません』

コメント欄だけでなく、この日のid:sivadさんのエントリー、リンク先の荒井賢氏の「内田批判のまとめ」、さらにid:hizzzさんのエントリー(コメント欄に、言及された上野俊哉氏ご本人の書き込み)もぜひ。